ネックベアード 3

このボードは中古のボードです。カリフォルニアのチャネルアイランズ本社で削られ、チャネルアイランズジャパンが日本で販売していたボードになります。リーシュプラグにチャネルアイランズジャパンのステッカーが貼ってあります。状態はとても良く、足で踏み込んだ際の凹みが全くないです。樹脂のわずかな色の変化以外はほぼ新品に感じるほど状態が良いです。ネックベアード3の標準テールのラウンドテールではなく、ラウンドスカッシュのようなテールになっています。ネックベアード2とネックベアード3の中間的な乗り味になります。ネックベアード3のラウンドテールに比べると丸まった角があるのでターンの際の軸として引っ掛かりを生み、小回りがしやすくなります。

「something isn’t broke, there’s no need to fix it（壊れていないのであれば無理に直す・改良の必要はない）」とはいえ、ブリット・メリックとデーン・レイノルズは、いくつかのわずかな改良を加えれば、すでにエピックなボードをはるかに良くすることができるとまだ感じていました。オリジナルのネックベアードのアップデート版であるネックベアード2のメリットは、デーンのサーフフィルム「The Electric Acid Surfboard Test」で証明されています。シングルコンケーブの大ファンであるデーンは、シェイパーのブリットにオリジナルのネックベアードからVeeコンケーブを取り除き、ボトム全体をシングルコンケーブにするように依頼しました。これにより、ロッカーの設定は幾分変わりましたが、それはポジティブな変化ももたらしました。滑りだし、ダウンラインのスピード、全体的なコントロールが強化されました。また、テールブロックを1/2インチ広げ、わずかなヒップを追加したため、レスポンス性と操作性が向上しました。そしてこの素晴らしいニューモデル、ネックベアード3の微調整では、特徴的な四角いブロックを丸くしてテールの形だけをラウンドに更新しました。ネックベアード3はネックベアード2とテール以外の他のすべての点でまったく同じシェイプデザインですが、新しいテールのデザインにより、波のポケットでのトランジションがよりスムーズになり、波のフェースをバター上のように滑らかにカービングしてくれます。そしてチューブライディングではホールド感が増すので自信を持ってメイクできるでしょう。ネックベアード3は、トライフィンのセットアップを念頭に置いていますが、5フィンプラグ仕様でクワッドとして乗っても非常に調子が良いモデルになります。

ネックベアード3は、スパインテックやXTRなど様々な素材で注文が可能です。デーンはトライフィンで乗っていますが、よりスピードを重視したい場合はクアッドフィンでもおすすめです。

NECKBEARD3/NB3 Size Chart