「Mid 6」はミッドレングスのサーフボードのパフォーマンスを最大限に引き出すことを第一の目的としてのデザインされたモデルです。アウトラインは丸みを持たせ、ラウンドピンテールと組み合わせています。ノーズロッカーはやや反りの強い設定にしているのでややほれた波でも綺麗にカービングが可能です。レールはノーズからボードの中央あたりまでは丸みが強く、中央からテールに向けて徐々にエッジが感じられる様にうまく設定されています。トリム時には引っかかりにくく、ターン時はしっかりとホールドするので弧の小さいターンが描けます。そこそこの平均的な波から少しのサイズアップまで対応が可能なボードです。そしてこのボードの最も特徴的なテールのボトム面に施した6チャンネルですが、あまり過剰にならない様にやや浅めに設定されています。なので引っかかりが強すぎず、方向の微調整時に容易にボードを操ることが可能です。 ですがしっかりとターン時に踏み込めば6チャンネル独特のドライブとホールドを感じることが可能です。ハーレー・イングルビー曰く、今までの6チャンネルのボードの悪い印象（波の面が綺麗では無いと機能しない等）を吹き飛ばすくらいに調子の良いボードとのことです。

フィン:

トライフィンやクアッドフィン設定がオススメです。
例えばFCS社から発売されているハーレー・イングルビー (Harley Ingleby) のシグネチャーフィンの「FCS II Harley Mid(mid length) Tri-Quad Fin Set」や「FCS II Harley Quad Fin」は良い組み合わせになります。
6’4”〜7’0”にFCS II Harley Mid Tri-Quad Fin Set。
7’6”〜7’10”にFCS II Harley Quad Finをサンダーボルトは推奨しています。
もちろんすでに持っているフィンでも楽しむことは可能です。